「治験バイトで稼ぐと年収はどのくらいになるの?」「治験コーディネーター(CRC)の年収は高い?」—この記事では、治験参加者として稼ぐ場合と治験コーディネーター(CRC)として働く場合の年収を、2026年最新データで徹底解説します。
扶養・確定申告への影響も合わせて確認しておきましょう。
治験参加者が稼げる年収の相場
年収はいくら?参加頻度による違い
治験参加で稼げる金額は、参加する案件の種類と頻度によって大きく異なります。日帰り治験は1件あたり3〜5万円が相場で、月1回参加すれば年間36〜60万円が目安です。
ただし、治験には休薬期間(最低4週間)が必要なため、月2件以上の参加は難しく、年収上限は自ずと決まります。

上記グラフのデータを表でまとめると以下のとおりです:
| 参加パターン | 謝礼単価(目安) | 年収試算 |
|---|---|---|
| 食品・化粧品モニター 月2回 | 1万円程度 | 約24万円 |
| 日帰り治験 月1回 | 3万円程度 | 約36万円 |
| 日帰り治験 月2回 | 3万円程度 | 約72万円 |
| 複数回通院治験 月1件 | 10万円程度 | 約120万円 |
| 入院型治験 年2〜3件 | 50〜100万円程度 | 約200万円 |
謝礼の詳細な相場については治験の謝礼相場は?日帰り〜入院14泊まで金額一覧もあわせてご覧ください。
日帰り・入院別の謝礼と年収換算
日帰り治験は1回あたり3〜5万円が中心です。採血・問診・血圧測定などを行い、当日中に帰宅できるため副業として取り組みやすいです。年収換算では月1回参加で36〜60万円/年ほどになります。
入院型治験は拘束時間が長い分、謝礼も高額です。7泊8日で20〜50万円、14泊15日では50〜100万円超の案件も存在します。年に2〜3件参加できれば、年収200万円超も現実的です。高謝礼案件の探し方については謝礼・お金の記事一覧をご覧ください。
治験コーディネーター(CRC)の年収の概要
CRCの平均年収とは
治験コーディネーター(CRC:Clinical Research Coordinator)は、治験の実施を医療機関でサポートする専門職です。平均年収は400〜600万円程度で、国内の全職種平均(約460万円)と同水準か、やや上回る水準にあります。
CRCはSMO(治験施設支援機関)に所属するケースと、医療機関に直接雇用されるケースの2つがあり、雇用形態によって給与水準が異なります。SMO所属は基本給がやや低めですが、案件数が多く経験を積みやすいのが特徴です。
年収の地域差と業界別の違い
| 勤務形態・地域 | 平均年収(目安) |
|---|---|
| SMO所属(全国平均) | 400〜480万円 |
| 医療機関直接雇用(病院) | 430〜520万円 |
| 東京・大阪(都市部) | 480〜600万円 |
| 地方・中小病院 | 380〜440万円 |
| 製薬会社・CRO所属 | 500〜700万円以上 |
治験コーディネーターの年収に影響を与える要因
経験年数と年収の関係
CRCの年収は経験年数に比例して上昇する傾向があります。入職1〜3年目は350〜420万円程度ですが、5年以上の経験を持つシニアCRCは500〜600万円に達することも珍しくありません。リーダーやマネージャー職への昇進で650万円以上になるケースもあります。
資格や専門性が年収に与える影響
以下の資格・背景を持つ方は、採用市場で評価が高く、年収交渉で有利に働きます。
- 看護師免許:医療行為の補助や患者対応で重宝される
- 薬剤師免許:試験薬の管理・知識面で強み
- JSCTR認定CRC:日本臨床試験研究会の認定資格
- ICH-GCP知識:治験実施基準の深い理解
治験コーディネーターと他職種の年収比較
看護師との年収比較
| 職種 | 平均年収(目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| CRC(治験コーディネーター) | 400〜600万円 | 夜勤なし・土日休み多い |
| 看護師(病院勤務) | 450〜550万円 | 夜勤手当あり・体力的にハード |
| 看護師(クリニック勤務) | 350〜420万円 | 夜勤なし・年収低め |
CRCは看護師と比べて夜勤なし・残業少なめという点でワークライフバランスに優れています。看護師免許を持つ方がCRCに転職するケースも増えています。
薬剤師との年収比較
薬剤師の平均年収は550〜650万円程度で、CRCより高い水準にあります。ただし、薬剤師免許を持つCRCは製薬会社やCROに転職することで、600〜800万円以上を狙える場合もあります。専門性の掛け合わせで年収アップが可能な職種です。
治験参加者の年収を最大化する方法(メリット・デメリット)

謝礼を最大化するためのポイント
- 入院型・長期案件を選ぶ:謝礼単価が高く、1件で数十万円も
- 複数の施設に登録:案件の選択肢が広がりスクリーニング機会が増える
- 健康管理を徹底:BMI・血圧を常に適正範囲に保つことで合格率アップ
- 休薬期間を計画的に管理:次の案件に間を空けずに応募できる
デメリット・注意点
- スクリーニング不合格で謝礼がもらえないリスクがある
- 副作用の可能性がゼロではない(詳細は治験はやばい?副作用リスクと補償制度を参照)
- 年収が安定しない(案件数・健康状態に依存)
- 年間20万円超で確定申告が必要になる
治験参加の流れと謝礼受け取り

STEP1:案件を検索・応募
モニコムなどの治験募集サイトで、地域・謝礼額・日程の条件を絞り込んで応募します。スクリーニング通過の可能性が高い案件を選ぶことが重要です。治験に向いている人の特徴については治験に向いている人・向いていない人の特徴まとめも参考にしてください。
STEP2〜5:スクリーニングから謝礼受け取りまで
スクリーニング(事前健診)を通過したら治験本体に参加します。日帰りなら当日帰宅、入院型なら施設で宿泊しながら試験に参加します。観察期間終了後、謝礼(負担軽減費)が銀行振込または手渡しで支払われます。支払いは参加終了から数週間後が一般的です。
現在募集中の案件例
| 案件タイプ | 対象 | 地域 | 謝礼目安 | 拘束時間 |
|---|---|---|---|---|
| 日帰り臨床試験(薬物動態) | 健康成人男性 | 関東 | 3〜5万円 | 日帰り1〜2回 |
| 複数回通院試験(循環器) | 健康成人男女 | 大阪 | 8〜12万円 | 4〜6回通院 |
| 入院臨床試験(消化器) | 健康成人男性 | 福岡 | 20〜30万円 | 7泊8日 |
| 食品モニター(機能性食品) | 健康成人男女 | 東京 | 1〜2万円 | 日帰り1回 |
地域から治験を探す
よくある質問(FAQ)
Q. 治験バイトで年収はいくら稼げる?
A. 参加頻度と案件の種類によります。日帰り治験(謝礼3〜5万円)を月1回なら年間36〜60万円が目安です。入院型案件を年に2〜3件こなせれば100〜200万円以上も狙えます。本業の傍ら副収入として活用する方が多いです。
Q. 初めてでも参加できる?
A. 初めての方でも参加できます。スクリーニング(事前健診)を通過すれば問題ありません。まずはハードルの低い食品モニターや日帰り治験から始めるのがおすすめです。モニコムの案件一覧で「初心者歓迎」の案件を探してみましょう。
Q. 参加条件(スクリーニング基準)は何?
A. 案件によって異なりますが、一般的にBMI 18.5〜25・血圧正常値・服薬なし・休薬期間4週間以上などが求められます。健康成人を対象とした案件がほとんどで、持病や服薬中の方は除外されるケースが多いです。
Q. 治験の謝礼に税金はかかる?確定申告は必要?
A. 治験の謝礼(負担軽減費)は雑所得として課税対象です。給与所得者の場合、年間合計が20万円超になると確定申告が必要です。扶養に入っている方は年収103万円ラインも考慮してください。詳しくは治験の謝礼は確定申告が必要?雑所得の扱いを解説をご覧ください。
Q. 治験案件はどこで探せばいい?
A. モニコムで地域・謝礼・日程を絞り込んで探せます。日帰り〜入院まで幅広い案件を掲載しており、スクリーニング条件も事前に確認できます。

まとめ:治験参加の収入まとめ
- 治験参加者の年収は参加頻度・案件種類によって24〜200万円以上と幅がある
- 日帰り治験は謝礼3〜5万円、月1〜2回参加で年36〜72万円が現実的
- 治験CRC(コーディネーター)の平均年収は400〜600万円
- 年間謝礼が20万円超になると確定申告が必要なので注意
- 案件探しはモニコムで地域・謝礼・日程から絞り込もう
